~F/Eへの道#実践編2~
皆さんこんにちは。ジュニアエンジニアのKeSです。
そろそろ1年が終わろうとしていますね。。皆さんにとって今年はどんな年になったでしょうか?
僕は、「解放の年」であり「挑戦の年」だったと思います。
来年からは、今までの変化を受けて「進化の年」にしていきたいと考えております(:
皆さんがどんな1年だったか、コメントやDMでお待ちしております!!
では、今回はF/E実践編2ということで、フレームワークについてお話していきます。
バックエンドの学習の際に僕自身、「どのフレームワークがいいんだろう」と思い、
調べてきましたので、困っている方の道しるべになればと思います。
なぜ、DjangoではなくFastAPIなのか?
かつてはDjango(ジャンゴと読むんですね。ドジャンゴって読んでた。。。)が王道でしたが、
今現場で急速にシェアを伸ばしているのがFastAPIです。
今回は、FastAPIが支持される理由と、モダンなAPI開発の鍵となる「RESTful」な設計について解説していきます。
FastAPIの特徴
現在、多くのスタートアップやテック企業が、新規プロジェクトにFastAPIを採用しています。その理由は、一言で言えば「開発者の負担を減らしながら、最強のパフォーマンスを出せるから」です。主なメリットをリストアップしてみましょう。
- 圧倒的な実行速度: Python史上最速クラスのフレームワーク。
- 型安全によるバグ防止: Pythonの型ヒントを活用したスマートな開発。
- バリデーションの自動化: 不正なデータを入り口でシャットアウト。
- ドキュメント自動生成: 書いたコードがそのまま仕様書になる。
【深掘り:FastAPIのすごさを支える技術】
リストに挙げたメリットについて、もう少し詳しく解説します。これを知ると、他のフレームワークに戻れなくなるかもしれませんよ?笑
「型」がコードの品質を劇的に変える
FastAPIの最大の特徴は、Pythonの「型ヒント」をベースにしている点です。 従来のフレームワークでは、届いたデータが「文字なのか数字なのか」をプログラマがいちいちチェックする必要がありました。しかし、FastAPIでは引数に id: int と書くだけで、システムが自動で型を確認します。 これにより、「実行してみるまでバグに気づかない」という状況が激減し、エディタの補完機能もフルに活用できるため、タイピングのミスも防げます。
「Pydantic」による鉄壁のガード
FastAPIの裏側では Pydantic(パイダンティック) という強力なライブラリが動いています。 これは、送られてくるデータの「形(スキーマ)」を定義するものです。例えば、「ユーザー名は10文字以内」「メールアドレスの形式であること」といったルールを決めておけば、FastAPIが入り口で厳密にチェックしてくれます。 開発者は、「正しくきれいなデータだけが届くこと」を前提にロジックを書けるため、コードが非常にシンプルになります。
非同期処理(async/await)で「待ち時間」を有効活用
多くのWebアプリは、データベースの返答を待ったり、他のAPIのレスポンスを待ったりする「待ち時間」で溢れています。 FastAPIは非同期処理にネイティブ対応しているため、一つの処理が待っている間に、別のリクエストをさばくことができます。これが、Node.jsやGoといった「高速な言語」に引けを取らないパフォーマンスの秘密です。
エンジニアを救う「自動ドキュメント生成」
FastAPIを起動して /docs にアクセスすると、今書いたコードに基づいた「Swagger UI」というAPI仕様書が自動で立ち上がっています。 「APIの使い方がわからない」というチームメンバーの悩みは、これで解決です。その後、ブラウザ上で直接データを入力して実行ボタンを押すだけで、APIのテストが完結します。
失敗しない「RESTful API」設計の4つの原則

FastAPIという「道具」を使いこなすには、「設計」という「地図」が必要です。世界中のエンジニアと共通認識を持つためのRESTfulな設計について、特に重要な4点を深掘りします。
- リソース指向(名詞によるパス設計): URLは「動作(動詞)」ではなく「モノ(名詞)」を表すべきです。
- ❌ ダメな例:
/get-all-users,/create-user - ⭕️ 良い例:
/users操作の種類はURLではなく、次で説明する「HTTPメソッド」で表現します。
- ❌ ダメな例:
- HTTPメソッドの適切な使い分け:同じ
/usersというURLでも、メソッドによって意味が変わります。GET /users:ユーザー一覧を取得するPOST /users:新しいユーザーを作成するPUT /users/1:IDが1のユーザーを(丸ごと)更新するDELETE /users/1:IDが1のユーザーを削除する
- 適切なステータスコードを返す:「動いたから全部 200 OK」にするのは卒業しましょう。
201 Created:データが正常に作成されたとき400 Bad Request:クライアント側の入力ミス(型が違うなど)404 Not Found:指定されたデータが存在しないとき これらを正しく返すことで、フロントエンドエンジニアとの連携が驚くほどスムーズになります。
- 冪等性(べきとうせい)を意識する:「同じ操作を何度繰り返しても、結果(リソースの状態)が変わらない」という性質を冪等性と言います。例えば、
GETやDELETEは何度実行しても結果は変わりませんが、POSTは実行するたびに新しいデータが増えてしまいます。この性質を理解して設計することが、信頼性の高いシステムへの近道です。
自動生成ドキュメントがチームを救う
FastAPIを立ち上げて /docs にアクセスした瞬間、感動するはずです。 コードに定義した型やバリデーションが、そのままインタラクティブな仕様書(Swagger UI)として反映されています。
- ドキュメントとの乖離ゼロ: コードが仕様書そのものなので、「ドキュメントが古くて動かない」というエンジニアあるあるを根絶できます。
- ブラウザから即テスト: ツールを使わずとも、その場でパラメータを入力してAPIを叩き、レスポンスを確認できます
今日のナレッジ
- FastAPIはただ早いだけのフレームワークではなく、「正しい設計を、楽に、安全に実装させてくれる」ガイドのような存在。
- RESTful設計は、早いうちから少しづつ意識して作ることが大切。
この記事を読んで、「FastAPI使いたくなった!」と感じてくれた人にはぜひ小さなAPIからでいいので、簡単に動くものを作成して成功体験を積んでいただければと思います。
エンジニアの一番の喜びは、思った通りにプログラムが動くことですからね笑
以上、「なぜ今「FastAPI」を学ぶべきか?モダンAPI開発の第一歩」の話題でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
次回もお楽しみに~


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